2018年8月にマレーシア・ランカウイ島に家族旅行に行きました。
ランカウイ島の1滞在目としてマリオット系(旧SPG系)のジ・アンダマン・ラグジュアリーコレクションに2泊しました。
旧SPGプラチナ会員としての宿泊レポートです。
長文・写真多めなので、結論だけ知りたい方は目次よりまとめと感想までジャンプしてください!
目次
ジ・アンダマン・ラグジュアリーコレクションへのアクセス
ジ・アンダマン・ラグジュアリーコレクションはランカウイ島の北西部、海辺ではありますが、同時に山奥深くでもあります。電車などはありません。空港からタクシー移動するのが一般的です。時間は40分程度、費用はGlab利用の場合で2000円程度でした。
なお、道中は10分を過ぎたあたりから山道になり、アップダウン・山坂がかなりきつく、妻と娘はかなり酔っていた様子でした。車に酔いやすい方は酔い止めなどを準備された方が良いと思われます。
ジ・アンダマン・ラグジュアリーコレクションのエントランス
ジ・アンダマン・ラグジュアリーコレクションは本当に山奥にあるので、「こんなところに、こんな巨大な建造物が!」という驚きがあります。しかもこのエントランスです。
このたたずまい。威風がありすぎます。山の中の巨大な寺院のような雰囲気が近いかもしれませんね。
宿泊者が到着すると、大きな銅鑼(ドラ)で宿泊者を歓迎してくれます。

大きな銅鑼。スタッフへの合図にもなっているのでしょう。
このエントランスには、ランカウイ島のオブジェもありました。
ジ・アンダマン・ラグジュアリーコレクションのお部屋(アップグレード結果)
SPGプラチナ会員として、部屋のアップグレードをしていただきました。
デラックスレインフォレスト(43m2) | 30,610円←予約した部屋 |
ツリートップデラックス(43m2) | 35,737円 |
ラグジュアリーガーデンテラス(43m2) | 39,582円 |
ラグジュアリープールアクセスルーム(43m2) | 44,709円 |
ラグジュアリーシービュー(43m2) | 45,991円 |
ジェットバススタジオ(43m2) | 48.555円 |
エグゼクティブスイート(86m2) | 53,285円 |
エグゼクティブシービュースイート(86m2) | 65,429円 |
エグゼクティブプールスイート(86m2) | 77,572円←アップグレードされた部屋 |
プレジデンシャルスイート(171m2) | 101,336円 |
まさかの8段階アップ。エグゼクティブプールスイートという2部屋&プライベートプール付&プライベートビーチ直結の部屋にしていただけました。金額にしても2倍以上です。
それではエグゼクティブプールスイートのご紹介です。
エグゼクティブプールスイートの1部屋目(リビング・ダイニング)
1部屋目の全景です。リビング・ダイニングという雰囲気でしょうか。壁には50インチのテレビがかかっています。
1部屋目にあるコーヒーマシーン。この下にミニバーなどがありました。
エグゼクティブプールスイートの2部屋目(寝室)
2部屋目は寝室です。キングサイズのベッドがありました。親子3人並んで寝ても余裕の大きさです。
足元側にやはり50インチサイズの大型テレビがありました。頭側にはトランク置きが左右に1つずつあり、大変便利でした。
エグゼクティブプールスイートのお風呂・シャワー・トイレ・洗面台
寝室側の奥に、お風呂・シャワー・トイレ・洗面台2つがありました。
湯船は一切の仕切りがないので、バチャバチャにせずに使うことは難しいですね・・・・(笑)
湯船の奥のシャワー。据え付けタイプとハンディタイプがあるのは嬉しいですが、水圧がやや弱めだったのは惜しいポイントでした。
アメニティはSPGグループではおなじみのREMEDE(ルメードゥ)
湯船の奥にあるトイレ。
湯船の横のあるクローゼット。アイロン・セキュリティーボックスなどもこちらでした。
スリッパの他に、サンダルもありました。ビーチリゾートだからでしょうか。多少ペラい感じはありますが、履き心地は悪くなかったです。
湯船の前にある洗面台。2つあるので取り合いになりません。洗面台はオシャレすぎて小さく浅いので、油断すると周りをビシャビシャにしてしまいます。
洗面台におかれていたアメニティ。歯ブラシの袋にまでラグジュアリーコレクションが印刷されてるのはかっこいいですね。
なお、洗面台とトイレは、入口付近にももう1式あります。トイレの取り合いにもならずに安心です。
エグゼクティブプールスイートのプライベートプール
ベランダに出てみましょう。
ドアには、「猿が餌あさりに来るから開けっ放しにはするなよ!」といったようなメッセージが書かれていました。
そして、ベランダの先にあるこちらが、プライベートプールです!大きい訳ではありませんが、3歳の娘が遊ぶにはちょうど良いサイズで、とても活躍してくれました!
プールサイドには、ビーチチェアが2台。
さらに、このプライベートプールから1段降りると、すぐにホテルメインプールorプライベートビーチに直結となります。プールもビーチもどちらにもすぐにアクセスできる最高の部屋位置です。
そして!まさか!なんと!写真を撮りながら「屋根の上からガタガタ音がするな」と思っていたら、さきほどのドアに掲示してあった警告の通り、まさに目の前にサルが餌を求めて部屋を回っていました(↓の写真の屋根の上に5匹います)。ジ・アンダマン、大自然過ぎるでしょ(笑)
ジ・アンダマン・ラグジュアリーコレクションのプール
メインプールは、中央にスライダー(滑り台)があるドーナツ状の形です。プール周辺にあるドーム状のイスは人気なので早めにキープしたいですね。
中央にあるスライダーが素晴らしく、年齢制限なども設けられていないので、小さな子どもも親に抱きかかえられながら楽しんでいました。
このメインプールは場所によって深さが異なり、浅いところなら10cmや30cm程度の場所もあります。スライダーとあわせて、小さな子どもが水遊びするには最適なプールだと感じました。
ジ・アンダマン・ラグジュアリーコレクションのプライベートビーチ
天気が曇りだったのであまり良い写真が撮れませんでしたが、プライベートビーチもしっかりあります。
こちらは翌日の晴れた日。リゾート慣れした白人女性がまったりと過ごしていました。
ジ・アンダマン・ラグジュアリーコレクションの朝食
全体的には伝統的・東洋的な雰囲気のあるジ・アンダマン・ラグジュアリーコレクションですが、朝食はグローバル対応で洋食・中華・マレー料理など様々揃っていました。正直、こんな山奥までこれだけの食材を運ぶだけでもどれだけ大変なことかと考えてしまします。
こちらはパンコーナー。焼きたてのパンがたくさん並びます。
クロワッサンや菓子パンコーナー。つい手が伸びそうになりますね。
グルテンフリーのマフィンがありました。
ワッフルコーナー。自分で焼いても良し。スタッフさんに頼んでも良し。
子ども用においしそうな焼き菓子も。朝からこれを食べさせるのは抵抗ありました(笑)
サラダコーナー。こんな山奥にこんなにたくさんの野菜持ってくるの気が遠くなります・・・。
こちらは、もう少し手の込んだサラダですね。
暖かい料理も揃っています。ソーセージと牛肉の炒め物。
ベーコンやハッシュドポテトなど。
こちらは野菜の煮物系ですね。ベジタリアンも安心です。
こちらは、中華やマレー料理。この壺のような中に料理が入っています。
せっかくなので、一つ開けてみましょう。これはライス系の料理でした。他にもスープ系の料理などもありました。
なお、マレー系料理は、見た目よりも圧倒的に辛いことや、見た目は辛くなさそうなのにめっちゃ辛いことがありますので注意してください(笑)
こちらはヌードルバー。お願いすると作ってくれます。世界共通で麺類に外れはない。自論です(笑)
シリアル系も揃っています。本当になんでもありますね。東南アジアの山奥にいるとは思えません。
デザートにフルーツがあります。日本ではあまり見ないドラゴンフルーツと黄色いスイカが印象的ですね。メロンがとてもおいしかったです。
こちらは、ヨーグルト。プレーン・マンゴー・ブルーベリーとどれもおいしかったです。
飲み物はフレッシュジュースが3種類。
デトックスウォーターなどもありました。
そして、目覚めの一杯。メロンアタックとチョコレートバナナスムージーです。
豊富にありすぎて、どれを食べようか悩んでしまって大変ですが、せっかくのリゾートですから、まったりいただきましょう。
ジ・アンダマン・ラグジュアリーコレクションのジム
トレーニングジムも充実です。ルームキーで開錠が必要ですので忘れないように。入口のロゴからかっこいいですね。
水やタオルなどは備え付けられています。ウェアやシューズなどは持参しましょう。
マシーンやダンベルなどがありました。
もちろん、ランニング系もあります。
ジ・アンダマン・ラグジュアリーコレクションのキッズルーム
ジ・アンダマン・ラグジュアリーコレクションにはキッズルームがあります。雨が降った場合や、プールに入り続けて体が冷えてしまった時には、こちらで遊ぶのも楽しいですね。常駐の保育士さんが日替わりで色々な遊びをレクチャーしてくれました。
入口にはかわいい看板があります。
子どもが大好きなぬいぐるみや滑り台など。
こちらはほんの読み聞かせや塗り絵などができるスペース。
ジ・アンダマン・ラグジュアリーコレクションのまとめと感想
ジ・アンダマン・ラグジュアリーコレクションはただのビーチリゾートではなく、山の奥地にある秘境。という今回のマレーシア旅行の中でも特にトリップ感の強いホテルでした。
そして、ラグジュアリーコレクションのブランドを冠しているだけあり、地元の文化・伝統が活かされつつ、SPGグループの高級感としっかりとした運営で安心感がありました。
唯一のネックは、アクセスの悪さだけですね。秘境なので(笑) 車酔いの対策とお財布(町に出る交通費orホテル内での食費)には余裕を持っておきましょう。
子どもの自然体験にも素晴らしい場所だと思います。

プールサイドでリスが餌を食べていました

プールから部屋への帰り道、イグアナが横切っていきました。うーん。大自然。
ランカウイ島の3ホテル比較記事とその他のホテル記事はこちら!



詳細な情報ありがとうございます。
9月にランカウイ行きを検討していますが、こちらの情報を見てジアンダマンにしようと決めました。
当方も統合後のマリオットプラチナメンバーなのですが、朝食は特典として無料で提供されるのか知りたいです。
コメントありがとうございます。
返信が無茶苦茶遅くなってしまって、見てもらえてるか分かりませんが・・・
2018年8月時点のプラチナメンバーにおいては、朝食はレストラン会場にて無料でいただけました。
当ホテルはプラチナメンバーにとってはラウンジがないのはデメリットですが、その分、豪華なレストランでの朝食がいただけるのはメリット大きいですね(ホテルによってはプラチナ特典は、レストラン不可・ラウンジ朝食のみ、というところもあるので)。
もし、見てもらえていれば幸いです。